2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 展示車変更のお知らせ。 | トップページ | ジムニーのシリンダーヘッドオーバーホールその2 »

2009年2月 6日 (金)

ジムニーのシリンダーヘッドオーバーホール

 車検でご入庫いただいたスズキジムニーです。

ご入庫時の問診で、燃費が悪い、スピードが出ないとの事でした。

悪い予感はしていたのですが、とりあえず受け入れ検査のときに

COHCテスターで排気ガスを測ってみました。

COは正常値です。が、HCは・・・・・約3000ppm。

悪い予感が現実になりそうです。

次に各気筒の圧縮圧力を測ってみます。

1番と3番シリンダーが約10キロ。2番が約3キロ・・・・・・。

悪い予感は的中しました。

2番シリンダーのバルブが変形しています。今までの経験上ほぼ間違いありません。

修理にはヘッドオーバーホールが必要なこと。そして、時間と料金がけっこうかかりそうなことをお客様に説明します。

Nec_0048 シリンダーヘッドをはずしてみました。

2番シリンダー(真ん中の気筒)

の排気バルブだけすすけています。

排気側というのは、正常に燃焼が行われていれば

高温になりますから、吸気側はすすけて黒くなっていても、

排気側は焼けて白くなっているのが普通です。

2番シリンダーの排気バルブは、みごとに真っ黒。

Nec_0049 わかりにくいですけど、排気バルブの角が溶けて丸くなって、

バルブシートに密着しなくなっています。

こうなると圧縮圧力は低くなり、

未燃焼ガスが出て行くわけですから、当然HCの濃度は高くなります。

1気筒不完全燃焼していることにより、スピードは出ませんし、

遅いと思ってアクセルを余計に踏めば、当然燃費も悪くなると。

さらに分解するとターボチャージャーもこの有様。

Nec_0053 ハウジングがひび割れていますよね。

つまり、シリンダーヘッドオーバーホールに加えてターボチャージャーも交換が必要です。

お客様には申し訳ありませんが、修理代はけっこうかかってしまいそうです。

あと、お時間もそれなりにいただくことになりそうです。

どうしてこんなことに?

と誰しも疑問に思うかもしれませんが、ひとつにはどうもこの車の排気マニホールドの

形状が関係しているらしいです。断言はできませんが、つまり構造的に不具合になりやすいというか。

Nec_0044

このお車の修理は現在進行中であります。

修理の途中経過を後日

レポートさせていただきます。

« 展示車変更のお知らせ。 | トップページ | ジムニーのシリンダーヘッドオーバーホールその2 »

自動車修理ネタ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジムニーのシリンダーヘッドオーバーホール:

« 展示車変更のお知らせ。 | トップページ | ジムニーのシリンダーヘッドオーバーホールその2 »